このたび、廣嚴寺楠寺 のご本尊 薬師如来様が７０年ぶりにお戻りになり、 本堂「瑠璃殿」(神戸ラピスホール) がグランドオープンとなりました。

5月9日・10日に行われた　廣嚴寺楠寺 薬師如来三尊像入佛式、晋山 本堂落法要・祝賀会の模様をレポートします。

 

5月10日(日)　廣嚴寺楠寺  晋山 本堂落慶法要・祝賀会

新住職が心新たに、改めて入寺する儀式が「晋山式」です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このたび、本堂落成のお祝いに合わせて行われました

 

　

【晋山行列】雅楽器(笙・篳篥・龍笛)の音色がなり始め、新住職とお稚児さん達がお寺の周りを一周しました

 

 

　

扉の閉まった山門に到着しました　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「看門」と呼ばれる 門番役の和尚さんの促しにより、新住職は入山の心得を漢詩にして唱えられました　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看門の和尚さんの合図で 山門の扉が開き、新住職が本堂に上がられました（これを上堂と言います）

 

大勢の和尚様のお力添えを得て、お勤めされる新住職

この後、これまで纏っていた「傳法衣」と言う代々のご住職に受け継がれる伝統の袈裟を普段の袈裟に取り替える為、一旦退堂され、直ぐに再上堂されました

 

 

　

【賀儀受け】新住職が拝受したお祝いやご寄進を、香に薫じてお薬師さまへ献じ、膝・肘・額を地につけて深々と三拝されました

 

 

臨済宗南禅寺派 管長  香南軒 中村文峰老大師猊下よりご垂訓を賜りました

 

 

和尚様方は法衣お取り替えの為、一旦退堂され、続く「本堂落慶法要」の準備です

その間、新住職は今一度 ご本尊に対して三拝の礼を６度繰り替えされました

　

その傍らでは お稚児さん達が祭壇に献花し、「おめでとうございます」と元気にお祝いしてくれました

 

 

和尚様方が再び入堂され、続けて落慶法要が行われました

　

初めに大導師管長猊下より 漢詩の偈「祝語」を賜りました　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大導師の焼香の後、「般若心経」「陀羅尼」が読経、そして 慶賀讃嘆の祈祷文が読み上げられ、晴れて 新本堂の落成祝着となりました

 

続いて、会場をホテルオークラに移し、祝賀会です！

レポート③に続きます

 

 

前日の模様は、レポート①をご覧ください